ありがと らもす(4月11日のこと)

 らもす・・・今、どこで 何して 笑ってる?

 最後の力を振り絞り 自ら立ち上がって歩いた・・・
 飼い主にお別れの挨拶をしにきた・・・
 そういう話を聞いたこと あります。

 らもすも そうでした。
 
 私は、それを「復活した」と喜び
 最後の最後、ほんのちょっとだけでしたが
 その様子をビデオに撮ることができました。


 急に暑くなった4月8日のらもす地方。
 そんな 月曜の夜から
 
 もしかしたら 今日がその日かもしれない
 
 そんな状態が続きました。
 しかし、朝になると 私が作ったらもすの大好物
 トマトの寒天を美味しそうにバクバク食べて
 ちゃんと朝ごはんも食べて
 ちゃんと公園をトコトコ歩いて
 ちゃんと夜ごはんも食べて
 ちゃんとちゃんと一日の仕事をこなしてました。

 この動画は、4月10日の朝に撮ったらもすです。
 かなり呼吸が荒く、呼吸音もヘンですが
 トマトの寒天をたくさん食べてくれました。 
 
 この後、朝ごはんを食べ、短い公園散歩をして(暑かったので)
 よく寝て、夜ごはんもちゃんと食べました。

 深夜から明け方までは
 もうダメかもしれない と思い
 朝になると、らもす ふっか〜つ(復活)!
 そんな日がしばらく続くのだろう・・・
 あの日も、らもすが旅立ったあの日も そう思ってました。
 
 10日深夜から、ヨタヨタと歩いては寝床を変えてちょっと寝て、
 また歩いては寝床を変え・・・を繰り返していました。
 しかし11日の朝には、そんな体力も残っておらず、
 朝ごはんを食べる力も元気もなかった。
 前日の10日には、前足で上体を支えることができていたのに
 その力さえ残っていませんでした。

              10日の らもす
 
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              11日の らもす
 
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 だけど、最後までトマトの寒天だけは食べてくれました。
 きっと本当は、食べたくなかったのかもしれない。
 口に入れるコトも飲み込む力もほとんど残ってなかったから。
 それなのに、らもすは食べてくれました。
 きっと、らもすが食べてくれると、私がとても喜ぶから
 私を喜ばせたくて、頑張って食べようとしてくれたんだと思います。
 でも、とうとう、それさえ
 「要らない」と 食べなくなって・・・
 
 そんな厳しい状態だったのに
 らもすは、お昼ちょっと前に自ら立ち上がろうとしました。
 もう 後ろ足はほとんど麻痺した状態だったので
 私が支えて立たせ、そのまま歩き出したので、
 転ばないようにと、後ろ足とお尻を支えながら 歩かせました。
 らもすは、デッキの方へと歩き出し、
 デッキに出て外の匂いをくんくんと嗅いでいました。
 きっと、公園散歩に行きたかったのでしょう。
 そして、外の空気を吸ってちょっとだけ元気になったらもすは
 家の中に戻った時には、ふらつきはありましたが
 私の支えなしでも 歩いてました。
 「らもす、ふっか〜っつ! らもす、凄いじゃん!」と声を掛けながら、
 もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら・・・
 昨日と同じように復活したのかも?と思ったのです。
 きっと、そう思いたかったんだと思います。
 とにかく、嬉しくて嬉しくて 愛おしくて愛おしくて
 その時に撮ったビデオが、亡くなる前のらもすです。
 
 ヨタヨタしながらも同じトコをくるくる回り
 リビングに敷いていたピーピーマットの上に
 ちょうどオシッコをした時に撮った短いビデオです。
 (らもすは普段、排泄時にくるくる回りませんでした)
 この動画ではよくわからないかもしれませんが
 オシッコをした後、シートの上に頭がカクンと落ちました。
 私は、らもすがオシッコの匂いを嗅いでるのかな?
 え?オシッコを飲んでる?・・・そう思って見ていましたが
 今思うと、あれが最後を知らせるサインだったのだと思います。
 そのあとまた、よろめきながらも歩き、全ての力を使い果たし
 へたり込み、静かに横たわりました。
 頭部が痙攣しだしてから心臓が動かなくなるまで10分〜15分。
 この時間が短いのか長いのか?わからないけど
 私にはとても長く感じました。
 「らも、ねんね。らもす、ねんねしな。」
 アルシンドと二人で、撫でながら、声を掛けながら
 もういいから、お願いだからもう頑張らなくてもいいから・・・
 心の中で、何度叫んだことか・・・
 静かになって「逝ってくれた」と思った瞬間、また心臓が動き出す。
 らもすの心臓はなかなか止まってくれませんでした。
 それを何度か繰り返し、逝ってくれた時は 
 悲しいより何より、良かった、本当に良かった・・・とほっとしました。

 らもすとの別れを 一番怖がっていたのは わたしだったはずなのに・・・
 
 らもすが大大大好きなアルシンドの腕の中で
 私の顔を見ながら、らもすは旅立ちました。
 らもすが最後の15分を生きた場所は・・・
 毎晩、アルシンドとトマト晩酌をする時に座ってた場所。

 なんだか・・・
 らもすらしいな・・・

 そう思うことばかりです。


 らもすの居ない家は ものすごく静かです。
 冷蔵庫を開けると、前日の(10日)夜に作った
 トマト寒天が 残っている。

 
 
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by loveletterjunkone | 2013-04-20 03:10 | らもすのこと